2011-04-25

4/24 福島へ

週末、再び実家のある福島に行ってきました。 福島は桜が満開でした。滞在中も3回余震がありました。 度重なる余震で、まだまだ予断を許さない状況もありますが、故郷の須賀川市はだんだん、元に戻りつつある印象を受けました。ですが東北の沿岸部では、あまりの傷の深さに、復旧、復興というにはほど遠く、いまだに現実に向き合うことを許されない人たちもいると聞きます。福島の原発で被災している人たちも同じだと思います。 でも月日が流れ、いつか必ず状況がよくなってくる日が来ることを信じてます。 帰りの東北道で、「豊かな恵みの海から、岩手三陸、水産の町 大船渡」と書いた水産物を運ぶ大型トラックを見かけました。なんだか涙がこぼれてきました。東北の人たちの強さを感じます。「一緒に悲しむことよりも、あなたの仕事を一生懸命やってほしい。それが沿岸を、岩手を元気にする力になると思うから」という被災者からのメッセージがラジオから流れていました。普段、テレビはほとんど見ることがないのですが、時間があればテレビやラジオから被災地のそして日本の状況や情報を得るようにしています。日本人一人一人がしっかり考えていかなければいけない事だと思うからです。小さな事しかできないですが、これからも自分ができることを見つけて続けていきたいと思っています。