2016-11-17

アロハクラシックを振り返って。。。

「やれるだけのことはやった、精一杯戦ったので悔いはない。。。」
そんな気持ちだった、最後のヒート。
ところが・・・
帰国して、時差ぼけで夜中に目が覚めてしまったので、試合の時のライブ動画を見てみました。
すると・・・
悔しさがふつふつとこみあげてきた。。。笑
今大会、私とのヒートで、一番好調だったサラキタ選手。
トータルポイント サラキター26.5ポイント
            私   ー 24.75ポイント
その差、1.75ポイント。
フリスタ、スラロームでは世界トップ、もちろんウインドサーフィン能力は高く、ウェイブもパワフルで着実に頭角を現してきている若手のサラキタ選手。
でも、ヒートをじっくり見てみると、自分の反省点もいろいろと見えてきてました。
まだまだ、私にもできることはある、、、と。
 
今回メンズで、優勝を飾ったケビン・プリチャード。すでに現役選手は退いている彼ですが、あのコンデションで、現役トップ選手のブラウジーニョを相手に勝利したケビンのパフォーマンスは本当に感動だった。
その他、ロビーナッシュやジェイソン・ポラコウ、ジョッシュ・アングロ、パスカル・ハーディー、ショーン・エイキン、etc...と、ベテラン勢の活躍も個人的にはすごくうれしかったし、若手の選手たちのベテラン勢へのリスペクトの姿勢もとても感じました。
そして、レディース最年長は、ジェシカ・クリスプ。
私が世界で活躍するJ8岡崎友子選手に憧れてウェイブを始めたころ、友子さんと同時期に世界のトップに立っていたのが、ジェシカ。スラロームでもオリンピックでも活躍していました。
ここ数年マウイでのアロハクラシックにホームのオーストラリアから参戦しているそう。
波が大きい日の試合で、日本の若手メンズが、「もとこさん、あの人何者ですか!?あれは絶対男だ・・・」とその男勝りの豪快さにびっくりしていました。
そして何より一番私が印象的だったのは、グランドマスターズクラスのおじさんたちの頑張りぶり。
いつも若手の選手より、早く来て、セッティングして準備していた姿がとても印象的でした。

気が付けば、来年はマスタークラス。。。?の年となってきた私にとって、
こうした先輩たちのがんばりは本当に嬉しいし、かっこいい。
若手とベテランが入り混じって、素晴らしい大会だったホキーパでのアロハクラシック。

今回、緊張はしていたけど、どんなコンデションでも落ち着いて試合ができたし、波乗りの得点も、トータル的に自分が思っていたよりも評価してもらえることもできた。そして若手選手にはダークホース?だった私でしたが、「j0 motoko」の名前もしっかり覚えてもらえることができました。
周りがあきれるほど?練習してきたバックループもこの大舞台でメイクできたしね。。。
photo by hiroさん。
(まさかここで私がバックループするとは、pwaの人たちは思っていなかったと思う。。。ビデオにも映っておらず、写真もありませんでした。。。笑)

こんな私でも、地道にウインドサーフィンを続けてきた成果をいろいろ感じることができた10年以上ぶりのワールドカップ参戦。

「継続は力なり。。。」
「すべてのことに意味はある。。。」
1.75ポイントの悔しさをばねに・・・^0^
冬の御前崎でがんばります!!!