2011-03-16

3/16 震災から6日

昨晩は静岡県でも震度6強の大きな地震がありました。
御前崎は大きな揺れではありませんでしたが子供を抱えて、状況を見守りました。

ここ数日「生きてること」に謙虚にならざるをえません。
わが子を抱きしめられる事を、日常のありがたさを、身にしみて感じています。

家もなくなり、家族も見つからず、食べ物もなくて、いままでどれだけしあわせだったのかって思いました。。。と小学生の女の子が言っていました。

すべて流され、助かったのが良かったのか悪かったのか、、、まだ納得できない状態です。。。と女性が震えながら言っていました。

来月あかちゃんが産まれる予定だった妊娠中の奥さんと、2歳の子供を津波にさらわれ、「海が憎い」と男性が言っていました。

逃げるために、奥さんと子供の手をつないで土手を上がっている途中で、津波に二人がのみこまれたと男性が泣きながら言っていました。

避難場所の体育館を津波が襲い、ステージに上がり、カーテンにつかまり、保育園の園児を必死で守った保育士さんが、「子供たちを助けるのに必死で、目の前で沈んでいくお年寄りを助けることができなかった。。水に浮いたり沈んだりして、怖がる子供たちの顔がいまでもわすれられない。。。」と泣きながら話していました。

毎日のように海に楽しませてもらって、海が大好きな私ですが、地震から一度も海を見ていません。
海を見る気になれずにいます。
かぞえきれない命を奪った海へのささやかな抵抗かもしれないです。

日本サーフィン連盟では、余震(津波)の心配もあるのでサーフィン自粛のお願いをよびかけています。
http://www.nsa-surf.org/
各地で余震、地震も続いている現状ですので、ウインドサーファーの皆さんも状況が落ちつくまでぜひ自粛をお願いします。
また、被災地への義援金の募金なども各団体で始まっています。
信頼できる団体に募金しましょう!
節電、節水、節ガソリン、、、、出来ることをみんなで協力していきましょう!!!